コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1756回 いろんな人たちが集う場所


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日比谷花壇おすすめ今月の旬の花

書く(描く)ほうのお仕事に集中してまして、
コウコラムのほう、少しご無沙汰しましたが、
コウ手芸部は連日、盛況に開催しております。

今日のコウ手芸部、午後の部は、
総勢5名のみなさんが参加して、
完成品は3つ、ありました。

ひとつめは、スヌーピー好き・Kさんの、
お友だちバースデープレゼント用バッグ↓

↑メインのスヌーピーとルーシーを
中心に、パープル系の生地を
つなぎあわせてあります。

どこを探しても売っていないバッグですねえ。

二つめは、中学2年生・Kさんの
ツムツム・キャラをアプリケして、
お花の刺繍をプラスしたポーチ↓

ストレート・ステッチと
フレンチノットのお花を
刺繍するのにやや時間がかかりました。

刺繍は単純作業なので、
没頭できたり無心になれたりするのは、
日常生活に疲れている大人には
癒し効果があるとはいえ、
10代女子にはつまらないのではないかと
コウ先生は内心、心配しています。

けれども、そんなコウ先生の心配に対し、
Kさん母からは、
「私はいつも怒ってばかりなので、
コウ先生がK恵だけに教えてくださる時間は、
疲れても癒されていると思います。
先生には感謝の気持ちで一杯です」
とのお言葉をいただいているので、
とりあえず、大丈夫なのね、と
思っておくことにしています。

ま、10代女子の毎日も大人の生活以上に
スピーディで疲れるものかもしれませんが。

そして、三つめは、
某むずかしい試験を受験するため、
日夜お勉強中であろうKさん(30代)の
魚フォルムのランチョンマット2匹↓

写真ではよく見えませんが、
ハート模様のスタンプを押したリボンの
タグがついています。

気晴らしにソーイングしに来るのもいいよね。

今日の午後は、ほかに、
アパレルメーカー勤務で
「自分の好きなデザインで服が作りたい」ので
参加中のKくん(20代・男性)と、
某企業勤務でロシア出張から昨日帰国の
リトアニア出身・Oさんが参加しました。

Oさんの参加理由もKくんと同じ
「自分の好きなデザインで服が作りたい」。

既成服のグローバル化、画一化、大量生産化が
進みきった状況が、
「自分の好きなデザインで服を作りたい」
という気持ちに気づかせてくれている、
といえるかもしれません。

価格と品質、人間が服に求めることは
それだけではないことが明らかになった、
ともいえますね。

服を第二の皮膚と呼んだ思想家も
いるくらいですから、
「自分の好きなデザインを自分で作りたい」
という気持ちは、
空想的な感情というよりは、
肉体的な感情、
成長をのぞむ人間として当然の感情
でもあるのではないかと思います。

年齢も出身地もますます
多様化しているコウ手芸部。

(そして、自身の仕事も
多様化しているコウ先生w)

いろんな人たちが集う場所を
提供できていることを
うれしく実感する日々です。

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