コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第96回 「ふぞろいの林檎」ごっこ

クレヤン定期購読者のみなさまには、
クレヤン通信83号を配信しました。
「ふぞろいの林檎」ごっことしての高尾山ハイキング、
わかってもらえたでしょうか。

高尾山は、タカオサンと読みます。
新宿から1時間弱で行ける、都心に最も近い山で、
ミシュラン・ガイドブックにも載っているとかで
ヨーロッパやアメリカの人たちにも人気の観光スポットであります。

高尾山は京王線で行くのが最も便利で、
(中央線で行くコースもあるが、高尾山口まで行ける上に安い)
クレヤン編集部はこの京王線沿線にあるわけですが、
つらくなって遠くへ行きたいときは「高尾山でも行ってくるかあ」と
編集長とふたりで電車に飛び乗ってみたりします。

この高尾山を若者の間に一気に有名にしたのが
83年にパート1を放送した『ふぞろいの林檎たち』。
83年、私は東京外国語大学で2回めの2年生をやっていました。
『ふぞろいの林檎たち』での東外大生、高橋ひとみは
風俗嬢のアルバイトをやってましたが、
私は家庭教師とそば屋のアルバイトをやってました。

83年の秋か冬に大学は退学するんだけど、
『ふぞろいの林檎たち』は5〜7月の放送だったから、
そのころはまだ大学生だったんです。
ほとんど大学には行ってなかったけど。

『ふぞろいの林檎たち』での高尾山ハイキングは、
プレッピーなおデブ女子大生役の中島唱子と
酒屋の次男坊、ヨシオ役の中井貴一がふたりで行くんですよ。
ふたり並んでリフトに乗るシーンがとてもよいです。
中島唱子がおデブな脚をブラブラさせたりして、ジンときます。
帰りの京王線の車内で「帰りたくない」とか言うんですよ。

あれで一気に大学生の間に
高尾山デートが流行ったように記憶してますが、
私も友人(女)と「ふぞろいの林檎」ごっこで初高尾山しました。

オバサンになってから、
『ふぞろいの林檎たち』の影響でハイヒールで高尾山に行く人が増えた
という記事かなんかを読みましたが、
私はハイヒールじゃなかったけど、
女子大に通ってた友人はまさにハイヒールでした。

『ふぞろいの林檎たち』はたいていのレンタル・ビデオ店にあります。
見たことない人はぜひ見てください。
パート1以外は見なくていいと思うけど。
青春時代に戻ってジンとしたいとき、私は見ます。

最近、高尾山に行くときは
もうリフトにもケーブルカーにも乗りません。
手前の参道にある『高橋家』でおそばを食べて、
『千代乃家』で黒糖まんじゅうを買って帰ってきます。