ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
新宿南口の特設テント
2009-11-07(土)
新宿梁山泊と劇団1980の合同企画公演『宇田川心中』を観てきました。
原作・脚本が小林恭二、演出が金守珍。
青山公園内に建てられたテント内での公演です。
ラストの「仕掛け」がよかったです。
テント公演ならではの・・・。
僕が金守珍さんに初めてお会いして、
インタビューをさせてもらったのは1991年の秋でした。
『週刊SPA!』1991年10/30日号の、
「在日コリアン新世代パワー」という大特集でのインタビューでした。
金守珍さんにインタビューしたのは新宿南口の特設テントの中でした。
『ジャップ・ドール』という芝居公演を数日後に控えていたからです。
当時、新宿南口は再開発という名の下に一面更地状態でした。
特設テントがあったのは現在、
高島屋が建っているあたりだったと思います。
歳月の移ろいを痛感します。
大特集「在日コリアン新世代パワー」の企画発案者は四方田犬彦さん、
協力者は李鳳宇さん(李鳳宇インタビューはクレヤン1号に掲載)。
四方田犬彦さんは当時、月島に住んでいて、
その月島の自宅に打ち合わせに伺った記憶も鮮明に残っています。
李鳳宇さんはシネカノンを立ち上げたばかりのころで、
マンションの一室の事務所で妹さんとふたりで仕事をしていました。
日本に韓流の大ブームが起きる7年ぐらい前のことです。