ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
神近市子文集
所用で市谷台町へ。
このあたりにはかつて大杉栄らが
お世話になった東京監獄があった。
台町坂は「監獄通り」と呼ばれていたとか。
大杉の愛人だった神近市子の本『神近市子文集』(1~3)。
神近の故郷は長崎県北松浦郡佐々町小浦。
彼女はここで生まれ高等小学校を
卒業するまでここで育ったわけだが、
その自分の幼少期について書いた文章がなかなかよい。
夜、電脳マヴォ編集長の竹熊健太郎さんと
劇画史研究家のAさん来訪。
コウとふたりで応対する。
『大杉栄 日本で最も自由だった男』。
大杉栄と伊藤野枝の間には5人の子供がいる。
なのになぜ大杉と堀保子や神近市子の間には
子供がいなかったのか?
それが疑問だったが、この本の中で
中森明夫さんも同様の発言をしている。
堀保子の場合は蒲柳の質だったからかもしれない。
神近の場合は避妊をしていたのだろうか?
だとしたら、大杉はなぜ野枝との間には
子供を作ろうとしたのだろう。
しかも5人も。
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