今年の梅雨は雨が多いですね。
熱帯雨林気候みたいで、
私はけっこう好きです。
※
本日のクレヤン編集部映画鑑賞会は
デヴィッド・リーン監督『インドへの道』。
巨匠デヴィッド・リーンの遺作です。
1920年代のインドを舞台に、
統治する側のイギリス人と
統治される側のインド人の「確執」、
それは西洋文明と東洋文明の「確執」
でもあるわけですが、
そういうことがテーマになっているようです。
大群衆や大自然や
混沌としたインドの街並みなど。
お金も時間もたっぷり使える
巨匠ならではのスケールの大きさは、
やはりすごいです。
イギリスの作家
エドワード・モーガン・
フォースター(1879 – 1970)の
小説の映画化ですが、
彼はホモセクシャルな
感性を持った作家なんですね。
そのへんについては
「松岡正剛の千夜千冊 1268夜」が参考になります。
映画版でもホモセクシャルな
シーンがあるんですが、
気づかない人は気づかないかもしれないけど、
ピンと来る人はすぐわかります。
そしてクレヤン編集部ではこのあたりが、
この映画の隠れたテーマ
なのではないかと思うわけです。
イギリスのビクトリア朝において、
ホモセクシャルは唾棄すべき
最大のタブーであり、
それが表沙汰になった当事者は
社会的に抹殺される運命にありました。
オスカー・ワイルドのように。

