ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
大正五年文壇の予想
夕食は青椒肉絲を作りました。
※
『大杉栄 伊藤野枝選集 第三巻』
(黒色戦線社)を読み始めました。
『新潮』1916年1月号に大杉が執筆した
「大正五年文壇の予想」によれば、
大杉は以下の面々に注目。
・思想界は自分の「社会的個人主義」。
・作家では荒畑寒村、志賀直哉、
小川未明、武者小路実篤、
『坑夫』を自費出版する宮島資夫。
・評論界では自分、
生田長江、相馬御風。
平塚らいてう、伊藤野枝に期待。
自分が一番の注目株だと
自薦しているところが、
実に大杉らしいですね。
また大杉栄が伊藤野枝と創刊した雑誌
『文明批評』(1918年1月)に
大杉が「最近思想界の傾向」
という文章を書いていて、
武者小路実篤の「白樺派」と
「民衆芸術論」の紹介者、
本間久雄を評価しています。
コウによれば、
本間久雄はオスカー・ワイルドの
日本への紹介の嚆矢と
なった人だそうです。
★8月開催のワタナベ・コウの
『山崎ミシン』ソーイング教室、
参加者募集を開始しました。
★ワタナベ・コウが和光大学ジェンダーフォーラムで
講演をすることになりました。
演題は「裁縫する女のジェンダーポリティクス」。
10月21日(火)です。
前期の7月12日(土) は
上野千鶴子氏の講演があります。
★電脳マヴォにてワタナベ・コウ『ふもれすく』連載中。
★『ふもれすく』年譜〈伊藤野枝・辻潤・大杉栄に関する年譜〉制作中。
★伊藤野枝年譜、制作中です。
★伊藤野枝目メモ連載中です。
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