ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
Church on Spilt Blood
『大杉栄 伊藤野枝選集 第七巻
一革命家の思い出 クロポトキン』
(黒色戦線社)。
ようやく読了。
19世紀のロシア史というか
ヨーロッパ史がリアルタイムで
語られているところがいい。
アレクサンドル2世が
サンクトペテルスブルク市街で
爆裂弾で暗殺されたのは、
1881年3月13日
(ユリウス暦3月1日)ですが、
現在、その現場には
ハリストス復活大聖堂が建っている。
↓
From Wikimedia Commons
この教会の別名は、
「血の上の教会
(Church on Spilt Blood)」。
アレクサンドル2世の孫、
ニコライ2世とその一家が、
幼い子供たちも含めて
皆殺し(銃殺)にされたのは
1918年7月17日。
アレクサンドル2世は
テロリストによる暗殺でしたが、
ニコライ2世一家を銃殺したのは
レーニンをトップに頂く
ボルシェビキ(ロシア共産党)。
ウラル地方のエカテリンブルクの
その現場にはソ連崩壊後、
教会が建てられた。
↓
From Wikimedia Commons
その教会の名も
「血の上の教会」です。
なんとも血なまぐさい
ロシアの近代史ではある。
しかし、ソ連が建国してからは
スターリンの血の粛正があるからな。
これぐらいで参ってはいられない。
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