ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
辻潤の七十回忌
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文:ツルシカズヒコ 絵:ワタナベ・コウ
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昨日、11月24日は辻潤の命日でした。
1944年(昭和19年)11月24日朝、
東京・落合の住宅がたて込んだ、
路地裏の木造二階建ての
アパートの一室で静かな顔で
眠っているのを発見されたのだった。
満60歳だった。
辻が住んでいた部屋は、
一階の薄暗い六畳ひと間で、
窓際に小机がひとつ、
そばに二十冊ばかりの本が積んであった。
警察医が立ち会って狭心症という
死亡診断書が出されたが、
餓死だと言われている。
三日後に落合火葬場で
荼毘に付されたが、
21年前に憲兵隊に虐殺された、
辻の元妻・伊藤野枝も
この落合火葬場で遺骨になった。
昨日は辻潤の
「七十回忌」だったわけです。