ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
木村荘太の自死
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文:ツルシカズヒコ 絵:ワタナベ・コウ
【伊藤野枝 1895-1923】
第63回「蔑視」をアップ。
これでやっと野枝、辻、木村荘太の
三角関係にけりがついたわけです。
荘太はその後、
異母妹と近親相姦直前までいったり、
武者小路実篤の「新しき村」に参加、
戦後も晴耕雨読の生活を続けたようです。
荘太の自伝『魔の宴』が
刊行されたのが1950年5月。
荘太はこの中で、
野枝と辻との一件について、
彼らに高飛車に出た自分の
若気の至り(当時24歳)を恥じている。
しかし、荘太は『魔の宴』刊行直前の
1950年4月15日、
自宅近くの成田山公園で縊死する。
61歳だった。
荘太にとって37年前のこの事件は、
生涯忘れ去ることができない
記憶だったと思われる。