ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
野上弥生子と伊藤野枝の授乳シーン
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★「伊藤野枝 1895-1923」連載中 ↑クリックすると目次です。
文:ツルシカズヒコ 絵:ワタナベ・コウ
【伊藤野枝 1895-1923】
第67回「授乳」をアップ。
野上弥生子と野枝、
出産したばかりの
ふたりの交流が深まっていく。
弥生子の辻潤一家の描写がいいですね。
さすが、漱石門下の小説家です。
描写がきめ細かいです。
本格的な江戸文化と新興住宅街の違和感、
滅びいくものへの哀惜の情
みたいなものが短い文章で
見事に表現されています。
染井の森の栗の木の下で、
若い母親ふたりが
赤子に授乳するシーンも印象に残ります。
栗の木の花の匂いは
精液の匂いとそっくりですから、
何かそういう暗喩も
込められているのかもしれないですね。