ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

伊藤野枝と『ふぞろいの林檎たち』


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生誕120周年【伊藤野枝 1895-1923】連載中!
第159回「罷工(ひこう)」を改稿しました。

伊藤野枝は荒木滋子、郁子姉妹と親交があり、
荒木姉妹一家が神田で営んでいた
玉名館(ぎょくめいかん)という
旅館にも遊びに行ってたようです。

荒木滋子の娘が女優の荒木道子です。
そして荒木道子の息子が荒木一郎です。

野枝が荒木一郎にリンクしたので、
ちょっと面白いなと思っていたら、
もっと面白いことにぶち当たりました。

荒木道子の文学座の後輩、
北村和夫の祖母は産婆さんでしたが、
野枝が長女・魔子を出産するときに立ち会ったのが、
北村和夫の祖母でした。

さらにですよ、
野枝が婦人労働者の取材に訪れた、
松本亭の女将が加賀まりこの祖母なんです。

加賀まりこが出演している
映画『夕暮まで』の原作は、
吉行淳之介の同名小説で、
野枝の前夫の辻潤は
吉行の父・エイスケの師匠格でした。

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野枝は加賀まりこにも
リンクしていることに気づいたので、
調子に乗ってもっと
リンクすることないかなとググってみたら、
大変な事実にブチ当たりました。

荒木道子が『ふぞろいの林檎たち』に
出演していたことを思い出し、
そして吉行和子も共演していたことに気づいたのです。
ふたりとも母親役でしたね。

吉行和子は淳之介の妹で、
エイスケの娘ではありませんか。

伊藤野枝が『ふぞろいの林檎たち』に
見事にリンクしてしまったのです。

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