ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
木村荘太24歳の若気の至り
2016-04-17(日)
【あきらめない生き方 詳伝・伊藤野枝 】連載中!
第89回〜第95回をアップしました。
このとき、辻潤29歳、木村荘太24歳、
野枝18歳である。
荘太の高飛車な態度、
若気の至りが際立っている。
後世に名を残したか否かという意味では、
荘太は物書きとしては、
辻や野枝にはるかに及ばなかった
ということになるが、
このときの荘太の鼻息は荒いのである。
荘太は「動揺」事件について、
37年後に出版した自伝
『魔の宴ーー前五十年文学生活の回想』
の中で言及しているが、
野枝が虐殺された件については、
まるで触れていない。
何も感慨が浮かばなかったのだろうか。
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