電車やバスに乗るのが好きだっていうわりによく居眠りする。
とポチによく言われる。
京王よみうりランド駅から調布行きの各駅に乗った。
調布で新宿行きの各駅に乗り換えて、
つつじヶ丘駅で急行・本八幡行きに乗って、笹塚へ戻って来た。
わりあい短い時間ずつで乗り換えるのだが、
そのたびに私は居眠りしていたみたいで、
乗換えのたびに脇をこずかれた。
電車やバスの揺れ具合が眠気を誘うんだと思うのだが、
ひとりで乗っているときは居眠りしない。
最も心配なのは新幹線にひとりで乗るときだが、
大阪へ行くときなんかは、岡山か広島くらいまで
行ってしまうんじゃないかと毎回心配になる。
でも、ひとりのときは居眠りしないのだ。
乗り過ごしが心配で緊張して居眠りしないんだと思う。
ふたりだと安心して居眠りしてしまうんだろうか。
安心して居眠りするのなら、
机の前に座ると眠くなるのはなぜなんだろうか。
何に安心するのか。
中学生のときから机の前に座ると必ず眠くなった。
今もそうだけど、条件反射のようにいちど眠くなるのだ。
高校受験のときも大学受験のときもそうだった。
夕飯を食べてテレビを見ていると「そろそろ机に向かったら」と
おかあさんかおばあちゃんに言われて2階へ上がって、
9時くらいになると「お茶だよお」とおかあさんかおばあちゃんが
声をかけてくれて、でもいつも私は居眠りしているから
おかあさんかおばあちゃんが私の部屋まで上がってきて
「また寝てるっ」とこずいた。
下の茶の間へ降りていって、タジマヤのケーキか、
近所のおばちゃんがくれた亀田製菓かなんかのアラレか、
ブルボンのお菓子か、野沢温泉とかの温泉饅頭を食べて、
煎茶かコーヒーを飲んで、1時間くらいテレビを見て、
洋画劇場なら2時間くらい見て、
もういちど「そろそろ机に」と言われて2階へ上がった。
今度はなかなか眠くならない。
だから、オールナイトニッポンを第二部の半分くらいまで聞いていた。
