クレヤン.コム

本日の手芸部、
昼間は
フリフリ好きT口さんと、
夜間は、
あたしと誕生日が1日違いの
Uさんと活動。

T口さんの
ペイズリーのボーダー模様の
ウール混紡ビエラ、
裏地つきタック入りスカート
（ながーーーいっ！）の
写真はこちらで↓
裁縫女子宣言！

さて、今日1月17日は、
阪神淡路大震災の日ですね。

阪神淡路大震災があった1995年は、
1月に大震災、
3月に地下鉄サリン事件が
あった年ですが、
私にとっては、
2月に
親しくしていた文化出版局の
編集者の女性が
自殺した年でもあり、
11月にはダーリンことツルシカズヒコが
週刊スパ！編集長を解任された年でも
あります。

毎年、1月17日には
阪神淡路大震災から何年って
ニュースが流れる。

ニュースが流れると、
大震災は知ってたけど、
地下鉄サリン事件は知らないで
死んだんだなあ、
って具合に彼女のことを思い出します。

彼女は文化服装学院を卒業して
文化出版局に入局したんだけど、
よその人間にはわかりにくいが、
このコースはかなり
「エリート」なんである。

今は知らないけど、当時は、
お茶の水女子大学を卒業しても
文化出版局には入局できなかった。
文化服装学院に入り直さないと
受験資格すらないのである。

裁縫女子2（仮題）の中でも
文化出版局の母体である
文化服装学院の「ナゾ」に触れているが、
文化のナゾは日本のナゾだ。
私はそう確信している。

戦後、国鉄の駅がある街には
すべて洋裁学校ができた、
といわれたほどの
洋裁ブームが起きた。

国鉄の駅の数だけあった
（いや、正確には知りませんが）
洋裁学校のほとんどが
文化の卒業生が作った系列校だった
と言っていい。

おそらく当時の
「女子学生」で最も多いのは、
「文化の学生」だったはずだ。
学校といえば文化、みたいな。
外語大知らなくても
文化なら知ってる、みたいな。

そんな巨大な学校が
日本のナゾと関係ないわけはない。

彼女は精神病だったから自殺した
ってことになってはいるが、
つきつめれば
「良妻賢母」に殺されたんじゃないか、
と私は思っている。

だから、
まだ生きている自分は、
自分の好きなことをして、
好きな人と暮らして、
「良妻賢母」を憎んで
生きてやろうと思っている。

生きていればいいこともあるさ。

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