第1539回　どんなにわずかな前進でも

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2016-08-11（木）

ポールダンサーNさんの、
「ジャングルっぽい（＠本人談）」エプロンが
ここまで↓出来上がりましよ。

かわいーでしょう〜。

コウ先生に「もうクリスマス！はやっ」と
つっこまれた生地選びですが（笑）、
斬新な3種の生地使いが
とってもNさんらしい。

前垂れ部の
「ジャングルっぽい」柄生地は、
ルシアンのキャシー中島デザイン、
ラメ入りシャーティング生地です↓

シャーティング（shirting）は、
シャツに使われる生地という意味ですが、
シーチングとほぼ同じもので、
裁断もミシンかけもしやすい
初心者向けの生地です。

胸当ての白い生地と
ウエストひもの黄緑の生地は、
シーチングです。

シーチング（sheeting）は、
シーツに使われる生地という意味ですが、
シャーティングもシーチングもブロードも
すべて織り的には「平織り」です。

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Nさんのエプロンのデザインのポイントは、
前垂れの裾のフリル、
前垂れとウエストひもの接合部のギャザー、
胸当ての細いフリル３本です。

これらすべてのフリフリ部分で
ギャザーを寄せてミシンをかけているんですが、
ギャザーをきれいに縫うコツは
ギャザーを均等に寄せて縫うことですが、
これがかなり高度なワザです。

Nさんは、この春から裁縫教室に通った
ミシンはじめてさんですから、
苦心してギャザーを寄せていましたが、
胸あての３本のフリルが、
真ん中、右、左の順で、
少しずつ上手に縫い付けられているっぽい
ことに注目してやってください。

どんなにわずかな前進でも、
前進には違いないのですよ。

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