コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1837回 生きていくのに必要な技術を教わりたい


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今日のコウ手芸部、昼間部には、
21歳の短大生・Uさんが
2回目の参加でありました。

来春から社会人になるというUさんの
コウ手芸部参加理由は、
「何もできないので、母にすすめられて」。

初回のレッスンでも今日のレッスンでも、
「生きていくのに必要な技術を教わりたい」
と言っていました。

でも、
お裁縫が出来なくても
ぜんぜん生きていけるよー。

でも、
ちょっと出来るようになって、
小物や洋服が作れるようになったら
楽しいから、
楽しく生きるには必要な技術、
かもしれないねー。

なんて話をほかの参加者の方といっしょに
言ったりしました。

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まあ、
上手に切れるとか縫えるとかの
裁縫技術は、
生きていくのに必要な技術
とは言えないでしょう。

日本国憲法第25条には、
「すべて国民は、健康で文化的な
最低限度の生活を営む権利を有する」
とありますから、
健康的で文化的な生活を送ることを
「生きている」というのならば、
裁縫を楽しむ技術は、
生きていくのに必要な技術かも
しれません。

Uさんの母上は、5〜6年前に
カタログハウスのお店が新橋にあったころ、
そこで開催した1日手芸部に
参加してくれた人でした。

そのおかあさんにすすめられての
参加だというのがかなりうれしい。

楽しく明るいUさん(母のほう)に、
こんなかわいい娘さんがいたとは。

コロコロとよく笑い、
聞いたことにハッキリと回答する
気持ちのよい娘さんで、
お母さんが健康的で文化的な生活を
送っていることがよくわかります。

今の社会で仕事をすることは、
楽しく生きられない場合が
多いかもしれません。

けれども、
21歳の女子たちすべてにとって
未来は明るい。

いろんなことを吸収して
いろんな人と会って話して、
どんどん生きていってください。

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