コウコラム:「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

第1853回 年内は29日まで、と「二流の英語人」


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コウ手芸部は、年内は29日まで開催します。
年明けは1月5日からの予定です。

今週と来週は、取材と、
新刊出版のお祝いの会が続きますので、
ちょっとお休みが多くて、
24日までの予約はほぼ埋まっています。

いまから申し込む方は、25日以降の予約となります。

いやいや、それにしても、
一昨日のノーベル平和賞受賞者の演説
本当に感動的でした。
何度読んでも、グッときます。

Facebookでも、
サーロー節子さんの演説を訳して
掲載している人が多かったですね。

わかるなあ、訳して広めたくなる気持ち。

そして、それほど平易な英文、
というか、
英語という言語が、そもそも、
ああいう演説に向いている言語だというのが、
大変よくわかる演説でもありました。

よくも悪くもグローバリズムの時代を
生き抜かなければならない若い人たちは、
英語という言語を使わなくていけません。

日本に住んでいながらに、
英語を使わなくてはならないことの
正の面と負の面の両面を意識することは
大切です。

言語は道具です。

裁縫でもモノ作りでも
その道具の特徴を理解して、
適切にその道具の使い方を学ばなければなりません。

道具に使われないようにするために、
知識は必須です。

アーサー・ビーナードさんが
毎日新聞のインタビューで、
文部科学省の英語教育方針が
「二流の英語人」を育てることになると話し、
SNSで話題になっていました。

こうした英語教育の問題を以前から
「しんぶん赤旗」が取り上げていたことも、
二年前に「赤旗」をはじめて読んだ私には
大変驚くべきことでした。

「赤旗」が、なぜそうした視点、
ほかの一般メディアが持てない視点の
記事を書けるのかということに
私たちは気付かなければいけません。

アーサー・ビーナードさんの指摘は、
日本人の国際社会についての知識の低さ、
世界でいま何が起きているかを正しく知らず、
そして、だからこそ、
日本人が日本について知らないことへの警告
だと思うのですが、
これは、私たちが日本共産党をコワいと
思わされてきた歴史とおおいに関係があるのです。

「赤旗」は、
世界を相手に生きていかなければならない
若い人たちこそ読まねばならない新聞だと思います。

共産党の新聞だから読みたくないというのなら、
まずはその誤解と偏見を払拭するために、
拙著『ワタナベ・コウの日本共産党発見!!』
ぜひとも読んでください(笑)。

アーサー・ビーナードさんは、
宮沢賢治を読んで日本語が好きになった
ということですが、
宮沢賢治を好きだった共産党員画家が
私の現在の取材対象です。

戦争中、戦意高揚に利用されていた
宮沢賢治の作品と
戦争中、反戦を主張し弾圧されていた
共産党の関係やいかに。

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