週刊ポチコラム:ポチことツルシカズヒコが雑誌批評などを書きます
vol.11 竹熊健太郎責任編集『コミック・マヴォ vol.3』
2010-01-04(月)
竹熊健太郎さんが責任編集しているマンガ誌、
『コミック・マヴォ vol.3』を送っていただきました。
同誌の中に文・竹熊健太郎、絵・河野玲奈「スピーチ」という、
実験マンガのような作品が載っているんですが、これが笑える。
僕は竹熊さんの笑いのセンスが好きなんだなぁと、改めて思いました。
竹熊さんがなぜ『コミック・マヴォ』を出版するにいたったか、
それは「たけくまメモ」に詳しく書かれているのですが、
竹熊さんの編集者という仕事への拘りにリスペクトしたいです。
「街のパン屋さんのような出版社」を作りたいという、
発言もされていますが、これも慧眼だと思います。
竹熊さんにはクレヤン5号(06年4月発行)に寄稿していただいて、
その文章の中で「雑誌は消滅してしまうのでは」という、
発言をされているんですが、
今『コミック・マヴォ』を発行編集している竹熊さんには、
勇気づけられる面が多々あります。