ポチのクレヤン編集長日記:ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記
なまじ学のあるバカ程恐ろしいものはない
立花隆『天皇と東大1』。
日露戦争当時、戸水寛人という
イッチャッタ東京帝国大学法学部教授がいて、
彼は首相・桂太郎に対露武力強硬路線を具申したのだが、
この意見書を読んだ伊藤博文が
「なまじ学のあるバカ程恐ろしいものはない」と述べたらしい。
その出典を知りたくて読んでみたのだが、
その記述はなかった。
しかし、驚いたのは、1966年以前までは
日露戦争に関する情報公開が
全くなされていなかったという事実。
まして、日露戦争当時を
リアルタイムで生きていた一般大衆が、
日露戦争に関して何も知らなかったのは当たり前で、
その無知が日比谷焼打事件などの暴動を
引き起こしたのだそうだ。
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