漱石の『吾輩は猫である』。
読み終わりました。
ちくま文庫の夏目漱石全集1に
収録されている『吾輩は猫である』です。
小さな活字がびっしり詰まっていて
読みにくいわけですが、
それが550ページぐらいあるわけですから、
もう少し大きめの活字にして
ゆとりのあるレイアウトにしたら、
700ページぐらいの文庫本になるのかな。
登場人物や設定自体は
シンプルで読み易いですね。
ただし、とにかく文字数が多い。
なぜかといえば、
いちいち事細かに描写しているからでしょう。
その人の服装とか人相とか
吸っている煙草とか街の風景とか
部屋の造作とか。
写生文というやつでしょうか。
正直疲れますが、
我慢して読み続け読み終わると、
日露戦争当時(1905年ごろ)、
東京で暮らしていた人の
息づかいみたいなものが、
自分の体の中に一時入り込んでいたような
感覚が味わえるような気がする。
哲学的な話もいっぱい出てくるけど
特に難解ということはなかったです。
猫がビール飲んで酔っ払って
水瓶に落ちて水死するってラストは
ちょっと意外、サプライズでした。
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