井出文子の「伊藤野枝論」に注目

ポチのクレヤン編集長日記：ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

2015-12-26（土）

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生誕120周年【伊藤野枝 1895-1923】連載中！
【メモ】001井出文子と岩崎呉夫と瀬戸内晴美（寂聴）を改稿中です。

まず井出文子について、
加筆してみました。

井出文子の「伊藤野枝論」は
的を射ていると思う。

これは「理知・知性」と
「感情・感性」の問題でもあります。

井出の論旨では、
結局、国家権力は理路整然とした
「理知・知性」より、
強靭な「感情・感性」の破壊力を
怖れたということになります。

だから野枝は大杉栄とともに
国家によって暗殺されたと。

ポジティヴな破滅には
生の核になるような価値があると、
野枝は主張しているという、
この井出の指摘は要注目です。

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