安達瞳子の気品

ポチのクレヤン編集長日記：ポチことツルシカズヒコが書く身辺雑記

2010-09-26（日）

本の整理をしていたら、『週刊サンケイ』編集部時代の対談のテープ起こしの原稿（テープ起こしの業者さんに依頼したもの）が出てきた。僕は同誌の編集部時代に佐藤陽子さんとナース井出さんがホステスを務める連載対談を担当していた（佐藤さんの連載終了後、井出さんの連載がスタート）。

〈佐藤陽子対談〉
村松友視、黒田征太郎、笑福亭鶴瓶、篠田正浩、安達瞳子、山本陽子、糸井重里、李礼仙、小山内美江子、島田雅彦、水上勉、中村メイコ

〈ナース井出対談〉
みうらじゅん、黒木香、山本晋也、泉麻人、ラサール石井

といったゲストとの対談のテープ起こし原稿が出てきたわけです。記事は1987年〜88年発行の『週刊サンケイ』に掲載されている。

安達瞳子さんは故人になられたんですね。対談時、安達さんは49歳ぐらいだったのかな。本物の気品というのを、僕は生まれて初めて目の当たりにした。

昔のザラ紙の週刊誌の対談って、内容はあんまりないんだけど（脱線しまくりだったりして）、週刊誌に華を添える役割があって、そういうノリが僕はけっこう好きです。

　　　　　　　　　　　　　　※

川本三郎著『マイ・バック・ページ　ある60年代の物語』（河出書房新社）をじっくり再読。堅苦しくいうと、ジャーナリストの「取材源の秘匿」がテーマになっているのだが、川本さんの文学的筆致が絶品です。明日更新の「週刊ポチコラム」で言及します。

　　　　　　　　　　　　　　※

クレヤン創刊7周年記念セール！第4弾、
「クレヤン・枡野浩一セット」を販売中！
お申し込みは→クレヤンストア

　　　　　　　　　　　　　　※

ワタナベ・コウの前代未聞のソーイング・ギャグ漫画、
第1部完結しました。
第2部開始まで、しばらくお待ち下さい！
↓
http://watanabe-kou.cocolog-nifty.com/blog/
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【ツルシカズヒコ情報】

◉ツイッター始めました。
http://twitter.com/k_tsurushi