第1663回　ミシンは買ったほうがいいのか

コウコラム：「服を買わない生活」の中で考えたアレコレを書きます

2017-01-10（火）

おすすめのミシンについて質問されたときは、
メーカーはどこでも大差ない、
価格的には3万円くらいの家庭用ミシンで、
裏地つきのウールのコートまで作れるよ、
と答えています。

ミシンの機能的な大きな差は、
家庭用ミシンか工業用（職業）ミシンか、なので、
家庭用ミシンであるかぎりは、
コンピューターでもなんでも
悩むほどの大差はありません。

しかし、最近、
ミシンは買ったほうがいいと思うか、
という質問が増えてきましたね。

確かに、
私の教室に来ている人のなかにも、
ミシンを買ったけれども使っていない、
という人がかなりいます。

うちでひとりで縫うとトラブルがあったり、
作り方がわからなくなったりして、
結局、完成できないとか、
ミシンやアイロンなどを出して
作業スペースを作るのに
部屋を片づけないといけないなど、
さまざまな問題があるようです。

あと、
３万円のミシンって、コウ先生的には
「最近はミシンも安くなったなあ」
って感覚なんだけど、
いまどきのメジャーな感覚としては
「ミシンって高いモノなんですね」に
なるのね。

ミシンがあれば、いろんなモノが作れる、
修理だってできるし、
とコウ先生は思っているので、
３万円なら十分過ぎるほど元がとれる！
と考えるわけですが、
「あまり使わないモノ」だとすれば、
「高い」と感じても仕方ないか。

という感じで、
ミシンを買うこと自体を悩んでいたOさんは、
先日、レンタルミシンを利用したと
言っておりました。

3日レンタルして4,000円くらい。

3日間しかないと思うから
猛烈に集中して作った、と言って、
完成した作品群を見せてくれました。

コウ先生のLINEスタンプ第3弾
「猫のマリコ」堂々発売中！

（↑クリックすると販売ページに飛びます）

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
コウ先生画、LINEスタンプ発売中です！
↓クリックすると購入ページにリンクします。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
2014/10/21に開催された、
ワタナベ・コウの和光大学での講演
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス」の、
当日配布資料のpdfファイルです↓
「裁縫する女」のジェンダー・ポリティクス
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
●雑誌『hito（ヒト）』3号にインタビュー掲載

●文筆家の近代ナリコさんの『裁縫女子』（リトルモア）書評↓
http://bit.ly/fHvj35